横田は、たたら製鉄所が現存している訳ではないんです。私たちは「たたら」って呼んでいますが、その古来の製法で、現在も、玉鋼が作られているんです。 1年に1回、炉をくみ、火が入れられます。3日間、休むことなく、炉の中に風を送り、砂鉄が入れられます。全てが人の手と技による、神職人の域ですよね。炉は、その1回で役目を終えます。3日間のロマン!! 毎年、1月頃に火入れが行なわれますよ。 場所は、横田から船通山に向かった、斐伊川沿いにあります。あと、横田中学校がそびえ立つ丘に、美術専門学校があるのですが、その同じ敷地に刀剣館があり、たたらやたたら製鉄の事が展示してありますよ。まったくの余談ですが、この丘から横田盆地が見渡せ、ケーナが鳴りたがると思います。あ〜、ロングトーンしたくなってきました。 夏には「おろちの火祭り」という祭りがあり、小学校の校庭に、炉をイメージした巨大なモニュメントが作られ、火入れが行なわれます。合併後も続いているのかな?わかりませんが…。 私は、説明するのが苦手で、感情的な文章だからだと思うのですが…。 気をつけながら書いたつもりですが、伝わっているかが不安です。 もし宜しければ、横田ツアーしましょう!冬は、最高に星がきれいだし、美味しい日本酒と蕎麦。離れてから、随分とたつので、私が知らない事も多いかもしれませんが…。
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