まつえ市民環境大学村

松江市を中心に環境に関する活動を行っている市民団体です

2004年07月03日 堆肥用ぼかし作り(EMぼかしのつくりかた)

講師 = 堀尾厚子さん(柿農家・環境大学村会員)

場所 = 堀尾さん宅

【リンク】 西条柿のほりお農園

EMぼかし作成工程(10袋分)

  1. 糖蜜150ccをお湯2リットル(約50℃)に溶かしポリタンクに移す。水12.7リットルを加え、それにEM-1号150ccをを加えると、15リットルの100倍混合希釈液ができる。
  2. 米ヌカ4kg・油粕1.5kg・魚カス1.5kgをビニール袋に入れてよく混ぜる。
  3. 2をタライに移し、100倍混合希釈液1.5リットルを入れ混ぜる。さらに水3.5リットルを入れてよくかき混ぜ、密閉できる容器またはビニール袋に入れる。空気は極力入れない。
  4. 2~3を10回(10袋分)繰り返す。
  5. 発酵期間は2週間から1ヶ月。発酵によるガスが溜まるので、2、3日に一度ガス抜きをする。

10袋分の作成工程・材料・参考価格

今日の講師、堀尾さん夫婦、堀尾家の立派な柿の木

作成工程

ぼかし作りをした場所、材料の糖蜜(とうみつ)・EM1号

材料の油粕・魚カス、そしてポリタンク

ポリタンクには糖蜜150cc・お湯2リットル(約50℃)・水12.7リットル・EM-1号150ccを混ぜたものが入っています。 そこから一袋分に利用する1.5リットルを取り出している様子。

米ヌカ4kg、油粕1.5kg、魚かす1.5kgをビニール袋でよく混ぜたものをタライに投入

100倍混合希釈液1.5リットル・さらに水3.5リットルを入れる

そしてダマがなくなるくらいまで良くかき混ぜる

密閉できる容器またはビニール袋に入れる

袋をとじて作業完了

完成には・・・

発酵期間は2週間から1ヶ月。発酵によるガスが溜まるので、2、3日に一度ガス抜きをする

ぼかし10袋分できました

EM菌とは?

数々の有益な微生物の集合体を総してEM菌と呼んでいます。EM菌という菌自体はいません。Effective Micro-organisms(有用微生物群)の頭文字を組み合わせた商品名です。

EMぼかしとは?

EM菌を米ヌカなどにいれて、EM菌を大量にふやした粉をEMぼかしといいます。